
注文住宅でロフトや屋根裏部屋を設置する費用相場とは?
収納スペースや子どもの遊び場の確保にはロフト・屋根裏部屋が便利です。
ロフト・屋根裏部屋を設置することで自由なスペースが確保でき、幅広い用途に利用できます。
この記事では、注文住宅でロフト・屋根裏部屋を設置する際の費用相場、ロフトと屋根裏部屋の主な違いについて解説します。
ロフトと屋根裏部屋の違い

ロフト・屋根裏部屋の大きな違いは「部屋とつながっているかどうか」です。
また、どちらも建築基準法上の厳密な定義があり、居室と区別するためのルールが設けられています。
ここでは、ロフト・屋根裏部屋の主な違いについて見ていきましょう。
・ロフトとは

ロフトは「部屋を上下2層式にした場合の上の部分」です。
特に、都市部の注文住宅では限られた土地で過ごしやすい生活空間を確保するため、部屋の天井を高くすることで上部に広いスペースを作るスタイルが増えています。
建築基準法上のロフトの条件は主に以下の通りです。
・床から天井までの高さが1.4m以下
・面積が延床面積の5割以下
上記のほか、地域によっては「固定階段をつけてはいけない」などの細かいルールが設けられています。
建築基準法上の要件を満たさない場合、ロフトは建物の延床面積に含まれ、固定資産税などが上乗せされてしまうため注意が必要です。
・屋根裏部屋とは

屋根裏部屋もロフトと同じく「上下に区切られた空間の上部分」です。
ただ、階下の空間と物理的につながっていない点でロフトとは違いがあります。

屋根裏部屋を確保することで、収納スペースが増えたり寝室として利用できたりする点がメリットです。
反面、階下との移動には簡易式のハシゴなどが必要なため、往復には負担がかかるデメリットがあります。
ロフト・屋根裏部屋の費用相場

一般的な注文住宅のロフト・屋根裏部屋の場合、新たに作る際の費用相場はおおよそ1畳あたり5~10万円前後です。
仮に4畳程度のコンパクトタイプであれば20~40万、10畳を超える広々としたタイプなら平均で50~100万円程度かかります。
さらに、屋根裏部屋に窓や換気設備をつける場合、追加費用が必要です。
このほか、間取りや住まいの構造などによってトータルの費用が変わってくるため、細かい費用相場についてはハウスメーカー、不動産会社に相談しましょう。
ロフト・屋根裏部屋を作る際の2つの注意点

注文住宅でロフトや屋根裏部屋を作る際の主な注意点は以下の通りです。
・夏は暑さが厳しい
ロフト・屋根裏部屋は天井との距離が短いため外部の熱の影響を受けやすく、夏は他のフロア以上に暑さが厳しくなります。
また、ロフト・屋根裏部屋は基本的に空調効率が悪く、真夏に限らず冬場も温度の調節が難しいでしょう。
そのため、ロフト・屋根裏部屋を作る際には暑さ、寒さを考慮に入れ、換気や断熱への対策を整える必要があります。
・用途を明確にする

ロフト・屋根裏部屋を作る際に大切なのが用途の明確化です。
ロフト・屋根裏部屋には物置や寝室、子どもの遊び場など幅広い用途があり、使い道によって必要な広さや設備が異なります。
たとえば、子ども部屋や寝室として利用するのであれば換気や空調のための設備が必要です。
物置であれば本格的な空調は必要ありませんが、荷物が劣化しないよう最低限の換気設備が求められます。
また、ロフト・屋根裏部屋が通常の居室と見なされないよう、建築基準法上の基準にも注意が必要です。
ロフト・屋根裏部屋を作る際は、利用時間と目的をあらかじめ決めたうえで設計しましょう。
まとめ
ロフト・屋根裏部屋はどちらも「空間を上下の層に区切った際の上の部分」です。
法律上の明確な区別はありませんが、一般的には「階下の空間と物理的につながっているほうがロフト」という風に区別されています。
標準的な注文住宅であれば、1畳あたり5~10万円前後の費用相場で増設可能です。
換気や空調などの面で不都合が起きないよう、目的をあらかじめ決めたうえで設計しましょう。
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