住宅ローンを一括返済するメリットと注意点を解説
住宅ローンの完済には長い期間が必要です。
「できれば一括返済で長期的な負担を減らしたい」という人も多いのではないでしょうか。
手元の資金に余裕があれば、一括返済のほうがメリットが大きい場合があります。
この記事では、住宅ローンを一括返済するメリット、注意点を紹介します。
住宅ローンを一括返済するメリット

住宅ローンの完済には長期的な計画が必要ですが、返済負担を軽減するには「ローンの一括返済」がおすすめです。
住宅ローンの一括返済を行う主なメリットとしては以下の点が挙げられます。
・支払利息の負担がなくなる
・保証料の返還が受けられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
・支払利息の負担がなくなる

住宅ローンの一括返済を行うことで、完済時点から返済期限までの支払利息の負担がなくなります。
支払利息の負担をなくすことで、トータルの返済額を減らすことが可能です。
住宅ローンの返済が長引くほど、利息の負担が重くなります。
思いきって一括返済を行うことで、無駄な支払いを抑えることができ、自由なお金を増やすことが可能です。
手元の資金に余裕があり、支払利息の負担が重いと感じるなら、ローンの一括返済を検討しましょう。
・保証料の返還が受けられる
住宅ローンを契約する際、完済できないリスクを軽減するため、保証会社をつける場合があります。
保証会社を利用する場合、一定の保証料が必要です。
保証会社付きで住宅ローンを契約している場合、契約条件によっては保証料の返還が受けられる可能性があります。
保証会社との契約には大きく、保証料を契約時に一括納付する「外枠方式」と、月々の金利に上乗せして納付する「内枠方式」の2種類があります。
このうち、外枠方式ではローン完済時に保証料の返還が受けられます。
保証会社付き住宅ローンを契約している場合は、保証料の返還が受けられるかどうかの問い合わせを行うのも1つの方法です。
住宅ローンを一括返済する際の3つの注意点

住宅ローンの一括返済には「支払利息の負担がなくなる」「保証料の返還が受けられる」などのメリットがある一方で、いくつかのデメリットがあります。
一括返済の主な注意点は以下の通りです。
・住宅ローン控除を受けられなくなる
・団信が消滅して保険の見直しが必要になる
・一括返済時に金融機関に支払う手数料が発生する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
・住宅ローン控除を受けられなくなる

住宅ローンの一括返済を行うことで、それ以降の期間については住宅ローン控除が受けられなくなります。
住宅ローン控除は、年末時点でのローン残高のうち0.7%について所得からあらかじめ差し引くことで、納税負担を軽減する制度です。
控除は原則として、住宅ローン契約から13年間(既存住宅では10年間)と定められています。
一般的に、住宅ローンの金利が0.7%未満であれば、一括返済を行わず、控除を受け続けたほうが負担軽減につながります。
住宅ローン控除を利用している場合は、一括返済とトータルの返済額を比較してみましょう。
・団信が消滅して保険の見直しが必要になる
住宅ローンの契約時、団体信用生命保険(団信)への加入が義務づけられる場合があります。
団信とは、加入者が完済までに死亡してしまった場合にローンの残債を代わって返済してくれる保険です。
住宅ローンを一括返済すると団信の契約も解除されてしまうため、新たな生命保険への加入が必要になります。
団信以外の保険に入っていない場合は、一括返済の前に保険についても検討しましょう。
・一括返済時に金融機関に支払う手数料が発生する

住宅ローンの契約時には金融機関への手数料が発生します。
手数料について考慮していないと思わぬ出費となってしまい、予算オーバーにつながるかもしれません。
手数料は金融機関によって異なるため、あらかじめリサーチしておきましょう。
まとめ
住宅ローンを一括返済することで「支払利息の負担がなくなる」「保証料の返還が受けられる」などのメリットがあります。
また、ローンを早めに完済しておくことで、失業やケガ・病気などによる収入低下に備えられます。
一方、一括返済のデメリットは「住宅ローン控除を受けられなくなる」「団信が消滅して保険の見直しが必要になる」などがあります。
金利や残りの返済期間、余剰資金など、さまざまなポイントを考慮しつつ、一括返済のタイミングを見きわめましょう。
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