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角地とは?適用される建築ルールやメリット・デメリットを紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
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角地の物件にはさまざまなメリットがありますが、一方で注意するべきポイントもあります。

この記事では、不動産の角地について詳しく解説します。

日当たりや開放感を重視して不動産を購入したいは、最後まで読んで参考にしてください。



角地とは



角地とは、交差点やT字路の角に位置し、正面と側面の2方向が道路に接している土地のことです。

角地と混同されがちな「準角地」というものもあり、これは1本のL字型道路の内側にある土地を指し、角地とは区別されます。

角地は希少性が高く、日当たりの良さや開放感、間取りの自由度といったメリットから人気があり、一般的な土地と比べて資産価値も高くなります。

ただし、購入価格や固定資産税も割高になる傾向があるため、注意が必要です。



角地の建築にかかわるルール



角地で建物を建築する際は、一般的な土地とは異なる特別なルールが適用されます。

ここからは、角地に適用される建築ルールを紹介します。


・角地緩和

角地緩和とは、角地に建てる建物の建ぺい率を10%加算する制度です。

例えば、建ぺい率60%の地域では70%まで建築面積を増やせます。

角地は2方向の道路に接していて、周囲に十分なスペースがあり、日照や防火の観点から安全性が確保されているため、通常の土地より大きな建物の建築が認められているのです。

ただし、角地緩和の適用を受けるためには自治体ごとに定められた条件を満たす必要があります。

このように、角地に家を建てる場合は、通常よりも広い建物を設計することが可能です。


・隅切り


隅切りとは、角地の角部分を切り取って道路状に整備するルールです。

交差点での見通しを確保し、車両や歩行者の安全な通行を目的とするため、隅切りを設ける必要があります。

隅切りを設ける条件は建築基準法と各自治体の条例により規定されており、地域によって基準が異なります。

隅切り部分には建物や塀などの構造物を設置できません。

隅切りにより敷地面積が減少する恐れがあるため、建築計画を立てる際には事前確認を欠かさないようにしましょう。



角地を選ぶメリット



ここからは、角地を選ぶメリットを紹介します。


・日当たりを確保しやすい

角地は、日当たりを確保しやすいというメリットがあります。

角地は2方向〜3方向が道路に面しているため、複数の方向から光が差し込み、一般的な土地よりも採光性に優れています。

例えば、南東角地では朝から昼にかけて十分な日差しが得られるため、室内が明るく暖かな環境で生活できます。

日当たりが良いと室内の湿度も適切に保たれ、洗濯物の室内干しでも乾燥が早く、カビの発生も抑制できます。

また、冬場でも日中は暖房費を節約でき、電気代の削減にもつながるでしょう。


・設計の自由度が増す


設計の自由度が増すのも角地のメリットです。

角地は2つ以上の道路に面しているため、玄関や駐車場の配置、間取りの選択肢が広がります。

例えば、日当たりの良い方向にリビングを配置し、反対側に駐車場を設けるといった効率的なレイアウトも可能です。

角地ではない土地では玄関の位置が道路側に限定されますが、角地では2方向どちらにも設置できます。

これにより、プライバシーを重視した玄関配置や、来客用と家族用の動線を分けた間取りも設計できるでしょう。



角地を選ぶデメリット



角地は2方向以上の道路に面しているため、通行人や車両からの視線が気になり、室内の様子が外から見えてしまう可能性があります。

そのため、プライバシーが確保しにくくなることがデメリットです。

また、防犯面でのリスクにも気を配りましょう。

角地は2方向以上の道路があることで逃走経路が確保しやすかったり、交通量の多い角地に面している場合は、窓ガラスを割る音が車の騒音にかき消されて気づかれにくくなるなったりするためです。

角地のデメリットを解消するためには、目隠しフェンスや生垣の設置、防犯カメラの導入などを検討しましょう。



まとめ


角地は2方向以上の道路に接している希少性の高い土地で、日当たりの良さや設計の自由度といったメリットがあります。

一方で、隅切りの規定により敷地面積が減少する場合があります。

また、プライバシーの確保が困難で、防犯面でのリスクも高くなる傾向があります。

角地を検討する際は、メリットとデメリットを十分に理解し、建築計画や防犯対策を含めて慎重に判断しましょう。

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