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賃貸借契約をオンラインで完結することはできるのか?流れやメリット・デメリットを紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
暮らしのご相談はクラストホームへお任せ下さい!

進学や転勤で遠方への引っ越しが決まったものの「物件探しや契約のために何度も現地へ足を運ぶのは大変」と感じている方もいるでしょう。

現在は法改正により、物件探しから契約の締結までをすべてオンラインで完結できるようになっています。

スマートフォンやパソコンさえあれば、自宅にいながら内見から電子契約まで進められるため、忙しい方でも効率よく手続きが可能です。

この記事では、オンラインで賃貸借契約を結ぶ具体的な流れや、メリット・デメリットについて解説します。



オンラインで賃貸借契約を締結することは可能



賃貸借契約は、物件探しから契約締結までのすべてをオンラインで完結させられます。

2017年10月にIT重説(オンラインによる重要事項説明)が解禁され、2022年5月には宅地建物取引業法の改正により電子契約も可能になりました。

この法改正によって、契約書や重要事項説明書への押印義務が廃止され、書面の電子化が認められたのです。

つまり、現在はスマートフォンやパソコンさえあれば、不動産会社の店舗へ足を運ぶことなく、自宅にいながら賃貸借契約が結べます。

進学や転勤で遠方へ引っ越す方や、仕事が忙しく店舗を訪れる時間が取れない方にとって、オンラインでの賃貸借契約は、移動や時間の負担を減らせる仕組みといえるでしょう。



賃貸借契約をオンラインで完結する流れ



賃貸物件をオンラインで契約する際の手続きは、大きく6つのステップで進みます。


・1.物件の問い合わせ

まず、ホームページやポータルサイトなどで気になる物件を見つけたら、取り扱っている不動産会社へ問い合わせます。

この際に、オンラインでの手続きを希望する旨を伝えましょう。


・2.内覧

次に、オンライン内見で物件の様子を確認します。

不動産会社の担当者が現地からビデオ通話で室内を中継してくれるため、自宅にいながら部屋の広さや日当たりなどをチェックできます。

気になる箇所があれば、その場でカメラを向けてもらうようにお願いしましょう。


・3.入居申込、審査

物件が決まれば、Web上の申込フォームや、不動産会社から送られてくる入居申込書で入居申請を済ませます。

提出した収入証明書などをもとに、保証会社やオーナーによる審査が行われます。


・4.IT重説、オンライン契約

審査を通過すれば、オンライン通話を使ったIT重説(重要事項説明)に進みます。

事前に送られてくる重要事項説明書に目を通しておき、当日は不明点をその都度質問して解消しましょう。

説明内容に納得できたら、電子契約サービス上で契約書を確認し、電子署名を行えば契約は成立です。

紙の書類への署名や押印は必要ありません。


・5.鍵の受け取り

最後に、初期費用の支払いと火災保険の加入手続きを終えれば、契約開始日に鍵を受け取って入居となります。

鍵は郵送や管理会社での手渡しなど、受け取り方法が物件によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。



オンラインで賃貸借契約を締結するメリット



オンラインで賃貸借契約を締結するメリットは、不動産会社の店舗に足を運ぶ必要がない点です。

遠方への引っ越しでも現地まで何度も往復する交通費や移動時間がかからず、忙しい方でもスキマ時間に手続きを進められます。

また、オンラインによりリラックスした環境で契約書を読み込めるため、店舗特有の雰囲気に急かされず、不明点を1つずつ確認しながら納得のいく手続きができます。

さらに、電子契約で締結した書類はデータとして保管されるため、紙の契約書のように紛失する心配がありません。

必要なときにすぐ確認でき、管理の手間も省けます。



オンラインで賃貸借契約を締結するデメリット



一方で、オンライン契約には注意点もあります。

画面越しの内見では、室内のにおいや物件の遮音性、周辺環境の騒音など、五感で確かめたい情報が把握しきれません。

写真や動画の印象だけで判断すると、入居後に「イメージと違った」と後悔するリスクがあります。

不安が残る場合は、契約前に現地を訪れるのがおすすめです。

さらに、電子契約サービスやビデオ通話アプリなど、普段使い慣れないツールの操作に戸惑う場合もあります。

手続き当日に慌てないよう、事前に不動産会社へ使用するツールや手順を確認しておきましょう。



まとめ


この記事では、賃貸借契約をオンラインで完結させる流れやメリット・デメリットを解説しました。

2022年5月の法改正により、物件探しから電子契約までをすべて自宅で済ませられるようになっています。

来店不要で時間や交通費を節約でき、自分のペースで契約内容を確認できる一方、画面越しでは把握しきれない情報もあります。

オンライン契約の特徴を理解したうえで、必要に応じて現地確認も組み合わせながら、納得のいく部屋探しを進めましょう。

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