
リースバックの買い戻しとは?失敗しないコツも紹介
リースバックを検討する中で「売却した家を本当に買い戻せるのか」「買い戻し価格が高すぎて損をしないか」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
買い戻しを成功させるためには、契約時の条件設定に気を付ける必要があります。
この記事では、リースバックにおける買い戻しの仕組みや契約時に確認すべき注意点を解説します。
リースバックとは?

リースバックとは、自宅を売却してまとまった資金を受け取りつつ、買主との賃貸借契約によってそのまま同じ家に住み続けられるサービスです。
正式には「セール・アンド・リースバック」と呼ばれ、売却(セール)と賃貸(リース)、そして買い戻し(バック)の3つの取引で構成されています。
住宅ローンの返済や老後資金の確保など、まとまったお金が必要なときに自宅を活用できる点が特徴です。
さらに、契約時に条件を定めておけば、将来的に家を買い戻せる可能性もあります。
ここからは、リースバックにおける買い戻しの仕組みや注意点を詳しく解説していきます。
買い戻しの仕組みを知ろう

リースバック後の買い戻しは、売買契約時に「再売買の予約契約」を締結しておけば可能です。
再売買の予約契約とは、将来あらためて売買契約を交わす約束をあらかじめ書面で取り決めておくものです。
この予約契約があれば、一定の条件のもとで物件を買い戻す権利が確保されます。
ただし、すべてのリースバック契約に買い戻しの条件があるわけではありません。
近年は買い戻しがオプション扱いになっていることが増えているため、買い戻しを前提に考えている場合は、契約前に再売買の予約が付いているかを必ず確認しましょう。
リースバックの買い戻しをする際の注意点

リースバックで買い戻しを成功させるためには、契約段階での準備に注意しましょう。
具体的には「買い戻しの条件を契約書へ明記しておくこと」と「普通借家契約を選ぶこと」の2点です。
「買い戻しできます」という口約束だけでは法的な効力が弱く、いざ買い戻そうとした際にトラブルへ発展する恐れがあるため、買い戻しの条件は必ず契約書へ明記してください。
また、定期借家契約を選ぶと、契約期間の満了とともに退去を求められ、買い戻しの機会自体を失うリスクも考えられます。
そのため、リースバックを利用する際は、居住期間が定められていない普通借家契約を選びましょう。
リースバックの買い戻しで損をしないためのポイント

続いて、リースバックの買い戻しで損をしないためのコツを紹介します。
・買い戻しの金額を固定しておく

再売買の予約契約を結ぶ際は、買い戻し価格をあらかじめ確定させておきましょう。
金額が未定のまま契約すると、買い戻し時の不動産市況によって価格が上昇し、想定よりも高い金額を求められる恐れがあるためです。
一般的に、買い戻し価格は売却価格の1.1〜1.3倍が相場とされています。
例えば1,000万円で売却した場合、1,100万〜1,300万円程度が買い戻し価格の目安です。
契約書に金額を明記しておけば、市場価格が変動しても当初の条件で買い戻せます。
将来の資金計画を立てやすくするためにも、金額を固定する交渉は忘れずに行いましょう。
・付帯条件も比較検討する
リースバックの契約先を選ぶ際は、買い戻し価格だけでなく付帯条件まで比較してください。
同じ「買い戻し可」のリースバックでも、買い戻せる期限や家賃の設定、契約更新の条件は会社ごとに異なります。
例えば、買い戻し期限が5年の会社もあれば、期限を設けていない会社もあります。
家賃が低くても買い戻し価格が割高に設定されているケースもあるため、総合的に比較することを心がけましょう。
複数のリースバック会社から見積もりを取り、価格・家賃・期限・契約形態を一覧にして比べれば、自分に合った条件が見つかりやすくなります。
まとめ
この記事では、リースバックにおける買い戻しの仕組みや注意点について解説しました。
リースバック後に買い戻すためには、売買契約時に「再売買の予約契約」を結び、買い戻し価格や期限などの条件を書面で明確にしておく必要があります。
また、普通借家契約を選ぶことや、買い戻し金額を固定しておくことも、トラブルを防ぐ上で欠かせません。
将来の買い戻しを見据えてリースバックを検討する際は、複数の会社から見積もりを取り、付帯条件まで含めて比較したうえで、納得のいく契約先を選びましょう。

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