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年収400万円の適正な住宅ローン金額とは?金額別の返済シミュレーションも紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
暮らしのご相談はクラストホームへお任せ下さい!

結婚や出産を機に、マイホームの購入を考え始める方も多いでしょう。

一方で「年収400万円で希望どおりのローンが組めるのか」「返済が家計を圧迫しないか」と不安を抱える方も少なくありません。

この記事では、年収400万円の方が無理なく住宅ローンを返せる借入額の目安や、希望額に届かないときの対策を紹介します。



年収400万円の方が無理なく返済できる住宅ローン金額は?



年収400万円の方が無理なく返せる住宅ローンは、借入可能額でみると2,950万円までが目安です。

※返済期間35年・金利1.0%・元利均等返済(ボーナス払いなし)の場合

これは、年収に占める年間返済額の割合「返済負担率」を25%以内に抑えた金額になります。

返済負担率を上げれば借りられる金額は増えますが、その分だけ毎月の家計が圧迫されます。

一般社団法人 住宅金融普及協会「借入可能額の計算」をもとに、算出した借入可能額の目安は下表のとおりです。

※返済期間35年・金利1.0%・元利均等返済・ボーナス払いなしで試算

ただし、額面年収がそのまま使えるわけではない点に注意してください。

手取り額は額面の75〜85%程度といわれ、年収400万円なら年間60〜80万円ほどが税金や社会保険料で差し引かれます。

負担率25%でも手取りベースでは約3割程度引かれるため、子どもの教育費や老後資金に備えるのであれば、25%よりも低めに設定するほうが家計に余裕が生まれるでしょう。



年収400万円の方の借入金額別の住宅ローンシミュレーション



借入可能額がわかったところで、借入金額別の返済シミュレーションを見てみましょう。

シミュレーションの条件は以下のとおりです。

・返済期間35年
・金利1.0%
・元利均等返済
・ボーナス払いなし
・手取り年収を320万円と仮定(手取り率80%)
・月の手取り額を26.6万円と仮定(320万円÷12ヶ月)


・2000万円の場合

毎月返済額:約5.6万円/月
手元に残る金額:約21万円(26.6万円-5.6万円)


・2500万円の場合

毎月返済額:約7.0万円/月
手元に残る金額:約19.6万円(26.6万円-7.0万円)


・3000万円の場合

毎月返済額:約8.4万円/月
手元に残る金額:約18.2万円(26.6万円-8.4万円)


・4000万円の場合

毎月返済額:約11.2万円/月
手元に残る金額:約15.4万円(26.6万円-11.2万円)



年収400万円の方が借入金額を増やしたいときの対策



ここでは、借入金額が希望に届かない場合の対処方法を解説します。


・収入合算やペアローンを利用する

夫婦や親子で収入を合算すれば、単独で申し込むより借入枠を広げられます。

合わせ方は大きく2つあり、収入合算は2人分の収入をまとめて1本のローンを組む形、ペアローンは2人がそれぞれローンを契約する形です。

共働き夫婦の場合は、世帯年収を合算した金額で住宅ローン審査が受けられます。

ただし、片方が育休や転職などで収入が減ると、返済の負担が一気に重くなります。

万が一離婚したときの財産の整理も複雑になるため、長く続けられる返済額かどうかを2人でよく話し合って決めましょう。


・親族から資金の援助を受ける

親や祖父母から資金援助を受ければ、借入額そのものを減らせます。

受け取り方は、もらう(贈与)か借りるかの2つです。

マイホーム用の贈与には「住宅取得等資金の贈与税の非課税制度」があり、条件を満たせば一定額まで税金がかからずに受け取れます。

一方、お金を借りる形にする場合は、金利や返済期間をきちんと決め、契約書を残しておきましょう。

返済の実態がないと、税務署から贈与とみなされて課税される場合があります。

ただし、制度の内容は定期的に見直されるため、利用前に最新の条件を確認しておくと安心です。



まとめ


年収400万円の方が無理なく返せる住宅ローンは、返済負担率25%以内に収めた約2,950万円が目安です。

ただし、手取りで考えると負担が少し重くなるため、教育費や老後資金に備えて低めに設定すると家計に余裕が生まれます。

希望額に届かないときは、収入合算やペアローン、親族からの資金援助も検討してください。

借入可能額だけで決めず、長く払い続けられる金額かを基準に住宅ローンを検討しましょう。

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