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断熱等級とは?重要性や基準一覧を紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
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家づくりや購入を考え始めた方の中には「結局どの断熱等級を選べばいいのか」「断熱性能で失敗して後悔したくない」と不安に感じている方もいるでしょう。

断熱等級は、快適な暮らしや家計に直接影響する、家づくりの中でも重要な指標です。

この記事では、断熱等級の基本や各等級の違い、断熱等級の調べ方を解説します。



断熱等級とは?



断熱等級とは、住宅の断熱性能を客観的に評価するための国の基準です。

正式には「断熱等性能等級」といい「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」という法律に基づいて定められています。

断熱等級は、光熱費の節約や家の快適さに直結するため、家の価値を考える上で重要な役割を担っています。

また、等級は1から7の7段階で評価され、数字が大きいほど熱の出入りが少なく、省エネ性能が高い家だと定められています。

2025年4月からすべての新築住宅で断熱等級4以上の性能が義務付けられているため、これからの家づくりで後悔しないためにも、ここで断熱等級の要点を掴んでおきましょう。



なぜ断熱等級が重要なのか?



家を選ぶ上で、なぜ断熱等級が重要なのかというと、日々の暮らしの快適さと家計に直接影響を及ぼすためです。

断熱性能の高い家は、外の暑さや寒さの影響を受けにくく、少ないエネルギーで家全体を快適な温度に保ちます。

例えば、冬は暖房を切っても室温が下がりにくく、朝のつらい冷え込みを和らげてくれます。

また、部屋ごとの温度差が小さくなるため、ヒートショックのリスク軽減にもつながるでしょう。

さらに、冷暖房の使用頻度が減り月々の光熱費を抑えられるため、長期的な視点で見ると経済的なメリットも生まれます。

このように、断熱等級は「快適で健康な暮らし」と「家計の安心」を両立させるための重要な要素となります。



断熱等級一覧



断熱等級は現在、1から7までの7段階に分かれています。

もともと等級4が最高でしたが、2022年に脱炭素社会の実現に向けて、より高性能な等級5、6、7が新設されました。

これにより、住宅に求められる省エネ性能の基準が大きく引き上げられています。

以下に、各等級の性能レベルと特徴を一覧でまとめましたので、家づくりの参考にしてください。

※削減率は等級4を基準とした目安です。

2025年4月以降は等級4が最低限のスタートラインとなったため、どのレベルの快適さや省エネ性を求めるか、ご自身のライフプランに合わせて目標とする等級を検討しましょう。



断熱等級は何を基準に決められるのか?



断熱等級は、感覚的なものではなく「UA値」と「ηAC値」という2つの客観的な数値指標にもとづいて決められます。

この2つの指標の意味を理解すれば、家づくりで目指すべき性能がより明確になるでしょう。


・UA値(外皮平均熱貫流率)

UA値は、家の「熱の逃げやすさ」を示す指標です。

具体的には、建物全体を覆う壁や屋根、窓などの「外皮」から、どれくらいの熱量が外へ逃げていくかを計算した数値を指します。

そのため、UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い家といえます。

例えば、熱いお湯がなかなか冷めない高性能な魔法瓶は、UA値が小さい状態とイメージするとわかりやすいでしょう。


・ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)

ηAC値(イータエーシー値)は、夏の「日差しの入りやすさ」を示す指標です。

冷房を使う時期に、窓などを通して太陽の熱がどれくらい室内に侵入するかを評価した数値化したものです。

ηAC値が小さいほど、日差しを遮る性能(遮熱性能)が高く、夏を涼しく過ごせる家となります。

日傘をさすと日差しが遮られて涼しく感じるように、ηAC値が小さい家は室温の上昇を抑える効果があります。



断熱等級を調べる方法



自宅や検討中の物件の断熱等級を調べるためには「住宅性能評価書」を確認してみましょう。

新築や築浅の家であれば、設計段階の「設計住宅性能評価書」や完成後の「建設住宅性能評価書」に断熱等級が明記されています。

もし書類が見当たらない場合は、家を建てた建築会社や設計した建築士に直接問い合わせてみましょう。

また、既存住宅の場合は専門機関に調査を依頼して性能を評価してもらう方法もあります。



まとめ


この記事では、住宅の性能を示す「断熱等級」について、その重要性や各等級の違い、性能をはかる指標について解説しました。

断熱等級は、1年を通して快適に過ごせるだけでなく、将来の光熱費を抑える上でも欠かせない指標です。

2025年からは等級4が最低基準となりましたが、長期的な視点ではZEH水準の等級5以上がこれからのスタンダードになります。

後悔しない家づくりを実現するためには、断熱性能への正しく理解することが重要です。

この記事を参考に、ご自身のライフプランに最適な断熱等級を検討してみてください。

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