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税制面で有利になる低炭素住宅とは?メリットとデメリットを紹介

お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
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「夏も冬も快適で税制上もお得な住まいに長く暮らしたい」という方には低炭素住宅がおすすめです。

低炭素住宅に認定されることで、所得税控除や住宅ローン金利の引き下げなど、税制上のさまざまな優遇措置を受けられます。

この記事で、低炭素住宅の概要や認定基準、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。



低炭素住宅とは



低炭素住宅とは、二酸化炭素(CO2)削減を目的とした住宅です。

より正確には、国土交通省が定める基準をクリアし、自治体から認定を受けている住宅のことで、一般的な住宅に比べて高い省エネルギー性能が証明されています。

低炭素住宅に認定されるための条件は以下の通りです。

・省エネ法の省エネ基準に比べ、一次エネルギー消費量が-(マイナス)20%以上になること
・再生可能エネルギー利用設備が設けられていること
・省エネ効果による削減量と再生可能エネルギー利用設備で得られるエネルギー量の合計値が、基準一次エネルギー消費量の50%以上であること
・その他の低炭素化に資する措置が講じられていること

低炭素住宅は単にエコであるだけでなく、より快適な生活空間をキープできる点でもおすすめです。

空調効率が良く、夏は涼しく、冬は暖かい環境が自然と整うため、光熱費の削減にもつながるでしょう。



低炭素住宅と長期優良住宅の違い



低炭素住宅とよく似ている言葉に「長期優良住宅」があります。

どちらも国の政策によりここ数年普及しつつありますが、目的や認定基準はそれぞれ異なります。

長期優良住宅とは「長期間にわたり快適に住みつづけられる住宅」です。

省エネ性能はもちろんのこと、耐震性、維持管理コストなど「住んでいる人にとって安全で安心な環境がキープできるか」という点にポイントが置かれています。

一方、低炭素住宅の場合、あくまでも「CO2の削減」という環境面への配慮がメインの目的です。

省エネ性能が重視される点は共通していますが、長期優良住宅は「住んでいる人の目線での快適さ」にポイントを置いているのに対し、低炭素住宅はCO2削減に特化している、という違いがあります。

なお、低炭素住宅と長期優良住宅は同時に取得することも可能です。



住宅が低炭素住宅として認定されるメリット



ここでは、低炭素住宅認定の主なメリットを見ていきましょう。


・減税措置が受けられる

低炭素住宅の認定を受けることで、税制上の優遇措置の対象となります。

例えば住宅ローン控除の場合、低炭素住宅を購入するとその費用について一般住宅より高い水準の控除申請が可能です。

また、建物登記時の登録免許税についても、0.4%から最大で0.1%まで引き下げられます。

このように、これらの優遇措置を組み合わせることで、住宅の購入にかかる初期費用やランニングコストを大幅に節約できます。


・フラット35の金利優遇が受けられる

低炭素住宅に認定されることで「フラット35」の金利優遇措置が適用されます。

断熱性や「一次エネルギー消費量」の等級などが基準を満たせば「フラット35S」プランが利用可能です。

「フラット35S」を利用することで、通常の住宅ローンよりも金利の引き下げ効果が高まります。

「フラット35S」にはAプランとBプランがあり、新築住宅と中古住宅では適用条件が異なるため注意が必要です、

「フラット35S」を活用することで、平均して5年~10年の間、年換算で0.25%前後の金利優遇が受けられます。

さらに、金融機関によっては独自の金利優遇プランを用意しているところがあり、選択肢がさらに広がるでしょう。

「フラット35S」のより具体的な適用条件、申請方法については、それぞれの金融機関にお問い合わせください。


・光熱費の削減が期待できる


低炭素住宅の大きなメリットはやはり、光熱費の削減です。

低炭素住宅は断熱性・気密性に優れているため、外気の影響を受けにくく、1年を通して空調効率が大きく向上します。

さらに、給湯器や照明、調理設備を省エネ対応のものに統一することで、毎日の電気使用量そのものが削減可能です。



低炭素住宅のデメリット



低炭素住宅のデメリットは、初期費用の高さです。

低炭素住宅では断熱性・気密性に優れた素材を使用しているため、どうしても材料費や工事費用などが引き上げられます。

低炭素住宅の購入を検討する場合は、初期費用だけでなく、長期的なランニングコストも含めたシミュレーションが必要です。



まとめ


低炭素住宅は、環境負荷を抑えながら快適な暮らしをキープできる住宅です。

税制優遇や住宅ローンによる金利優遇、光熱費削減といったメリットが大きく、長期的な視点で考えれば大きなコスト削減につながります。

一方、初期費用や認定取得までのハードルなど、デメリットについても注意が必要です。

低炭素住宅のメリット・デメリットを充分に理解したうえで、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

クラストホームは暮らしを通じて子育て世代の家族を応援しています。


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