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住宅ローン審査は転職歴が多いと不利なのか?注意点も紹介

お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
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転職が多い場合、収入が不安定と見なされるため、住宅ローン審査で不利になってしまう可能性があります。

一方、転職後の年収や勤続年数によってはむしろ審査に通りやすくなるパターンがあり、事前のシミュレーションが必要です。

この記事では、転職後の住宅ローン申請の注意点について解説します。



住宅ローン審査は転職が多ければ多いほど不利になる



住宅ローンの申請では、転職を繰り返すほど不利になります。

令和5年度に国土交通省が民間の金融機関を対象に行ったアンケートによると、住宅ローン審査において「勤続年数を特に重視している」と回答した割合は93.2%です。

転職を繰り返すほど1社あたりの勤続年数が短くなるため、結果としてローン審査が通りにくくなってしまうと考えられます。

勤続年数と同等に重視されるのが年収です。

年収はローンの返済能力に直結するため、どの金融機関も重視しています。

特に、正社員から契約社員への転職のように、転職によって年収が著しく下がるケースでは返済能力が不安視され、ローンが通りにくくなるでしょう。

住宅ローンでは長期的に安定した返済能力が求められるため、勤続年数や年収が重視されます。



住宅ローン審査が不利にならない転職理由



転職を繰り返したとしても、必ずしもローン審査で不利になるとは限りません。

ローン審査では主に以下のポイントが重視されます。

・転職後の勤続年数
・転職の目的

ここでは「住宅ローン審査で不利にならない転職のパターン」について詳しく見ていきましょう。


・転職した後に2年~3年以上勤務している


転職後、同じ企業で長く勤務していれば、住宅ローン審査で不利になりにくい傾向にあります。

住宅ローン審査では単純な転職回数よりも「勤続年数に伴う年収レベル」が重視されるため、勤続年数が長いほうが有利です。

また、昇給ペースも考慮に入れる必要があります。

転職回数と勤続年数が同じであっても、長期的に安定した昇給が期待しにくい職種であれば、住宅ローン審査では不利になってしまうかもしれません。

このように、住宅ローン審査では転職回数だけでなく、将来的な年収水準なども総合的にチェックされます。


・ステップアップのための転職だと判断された


住宅ローン審査の判断基準では転職目的も重要です。

トラブルによる退職ではなく、転職によってむしろ年収アップにつながるパターンであれば、住宅ローン審査が通る可能性が高まります。

年収アップにつながる転職のパターンは主に以下の通りです。

・営業職から経営コンサルタントへの転職
・システムエンジニアからプロジェクトマネージャーへの転職
・介護士からケアマネージャーへの転職

転職による年収アップがデータとして証明できれば、たとえ短期間の転職であっても住宅ローン審査で不利になることはありません。



転職後に住宅ローンを申し込む際の注意点



転職後、住宅ローンを申し込む際には以下の点に注意が必要です。

・希望する金額が借りられない可能性がある

転職後、短期間で住宅ローンを申し込む場合、希望通りの金額が借りられない可能性があります。

金融機関としては申請者の長期的な返済能力を重視するため、いったん職歴が途絶えた場合には収入レベルを低く見積もるのが一般的です。

借入金額はローンの返済計画にも大きな影響が出るため、現実的な借入シミュレーションが求められます。


・転職してから1年未満の場合は「見込所得」が「年収」とみなされる


転職から1年未満で住宅ローンを申し込む場合、新たな年度の所得については未確定なため「見込所得」が「年収」とみなされることが一般的です。

転職先での収入を証明する書類が用意できないため、転職先の平均月収をもとに1年間の見込所得を計算し、それを年収として審査されるのです。

ただし、そもそも転職後1年未満の人は審査を申し込めないケースも珍しくないため、事前に審査基準を調べておくようにしましょう。



まとめ


転職回数が多いと一般的には「収入が安定しない」と見なされてしまうため、住宅ローン審査で不利になってしまう可能性があります。

一方、転職によって安定した昇給が期待でき、長期的な返済能力が証明できれば、むしろローン審査が通りやすくなるかもしれません。

転職パターンを考え、有利になる方法で住宅ローンを申し込みましょう。

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