
注文住宅に太陽光発電を設置する場合の価格やメリット・デメリット
注文住宅を建てる際に、太陽光発電の設置を検討する人が増えています。
太陽光発電システムは電気代削減につながるため、お得な選択肢といえるでしょう。
太陽光発電システムは長期的に家計の助けになる可能性がある一方、設置には初期費用や定期的なメンテナンスが必要です。
この記事では太陽光発電システム導入のメリット、デメリットをコスト面もあわせて解説します。
太陽光発電のメリット

ここでは、太陽光発電を設置するメリットについて見ていきましょう
電気代を節約できる
太陽光発電を設置すると、自宅で使用する電力を太陽光から賄うことができるため、電気代の節約になります。
たとえば、注文住宅で一般的に設置される5kWの太陽光発電によって節約できる電気代は、年間にすると約55,800円です。
さらに、定期的なメンテナンスを行うことで長期間利用できるので、長期的な節約効果が期待できます。
災害時にも電気が使える

太陽光発電は、災害時、停電が起きた時の備えになります。
蓄電池を併用することで電力を貯めておくことができ、発電のできない夜間でも非常用の電源として利用可能です。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると約250万円の費用がかかりますが、災害時には情報収集や食料の貯蔵、簡易の冷暖房として利用できます。
余った電気で売電収入が得られる
太陽光発電で得られた電力を電力会社に売ることで、売電収入が得られます。
日本では固定価格買取制度(FIT)が導入されており、一定期間、売電収入が得やすい仕組みが整えられています。
たとえば、令和6年度のFIT期間は16円/kWhで電力を買い取ってもらえます。
FIT期間終了後は8円/kWhと単価が安くなりますが、買取そのものは継続するため、副収入が得られる意味でもお得です。
太陽光発電のデメリット

ここでは、太陽光発電を設置することで起こるデメリットを掘り下げます。
設置にコストがかかる
太陽光発電システムを新規に導入する場合、一定の初期費用が必要です。
初期費用の相場として、システム費用や工事費用、諸経費を含めて78.3万円〜130.5万円がかかります。
太陽光発電システムの機種や設置場所を工夫することで一定程度、初期費用の節減が可能です。
天候により発電量が左右される
太陽光発電は日照時間に依存しているため、天候によって発電量が大きく変動します。
たとえば、曇りの日は本来の発電量に対して40%~60%ほど、雨の日は10%~20%ほど発電量が落ちるとされています。
天候だけでなく、季節や地理的な条件によっても発電効率が左右されるため、導入時には複数の条件の考慮が必要です。
定期的にメンテナンスが必要になる
太陽光発電は長期間利用できますが、定期的なメンテナンスが必要です。
4年に1回のメンテナンスが一般的で、パネルの清掃や配線のチェックなどの定期メンテナンスに1回あたり1~2万円程度の費用がかかります。
パネルの汚れや劣化は発電性能低下の大きな原因となるため、定期的なメンテナンスは長期的なパフォーマンス維持の上でも大切です。
まとめ
太陽光発電システムを導入することで電力の自給自足が実現します。
また、売電によって副収入が得られるため家計の面でもお得です。
導入にあたっては初期費用やメンテナンス費用、天候・地理的条件による発電効率などを考慮したうえで無理のない運用プランを立てる必要があります。
太陽光発電システムの設置にあたっては、10年、20年と長期的な視点で利益を得られるシミュレーションを行いましょう。
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