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店舗を売却する流れとは?注意点も紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
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店舗の売却を検討しているものの「何から手をつければいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

居抜きで店舗を売却すれば、原状回復にかかる費用を抑えられるため、手元に資金を残しておけます。

ただし、リース品の扱いや設備の不具合など、事前に確認しておかないとトラブルにつながるポイントもあります。

この記事では、店舗売却の流れと押さえておきたい注意点を解説します。



店舗の売却は居抜きがおすすめ



店舗を手放す際は、内装や設備をそのまま残して売却する「居抜き」を検討しましょう。

スケルトン(空の状態)に戻して退去する場合、原状回復工事に数十万〜数百万円の費用がかかりますが、居抜きであれば解体費用はかかりません。

その上、買主にとっては、同じ業種で開業する場合は既存の設備をそのまま活用できるため、内装工事や機器の購入にかかる初期費用を削減できるメリットがあります。



店舗を売却する流れ



店舗の売却は、以下の5つのステップで進みます。

1.不動産会社への相談

はじめに、売却を依頼する不動産会社へ店舗の住所や閉店時期、希望の売却価格、リース契約の有無などを伝えます。

備品の所有権やリース残債をまとめた一覧表を用意しておくとスムーズです。


2.現地調査・査定

不動産会社が店舗を訪問し、立地や設備の状態を確認したうえで売却価格を算出します。

平面図や内装工事の明細書も準備しておきましょう。


3.販売活動

不動産会社と媒介契約を結び、販売活動が始まります。

購入希望者がいつ内見に来ても良いよう、店内は常に清潔に保っておきましょう。


4.売買契約の締結

買主が決まれば、条件や金額が記載された売買契約書を取り交わします。

その際、売主は手付金(売却価格の5〜10%が一般的)を受領します。


5.引き渡し

設備の動作確認を買主と一緒に済ませ、鍵や取扱説明書を渡して売却完了となります。



店舗を売却する際の注意点



ここでは、店舗の売却前に押さえておくべき3つのポイントを紹介します。

・備品やリース品をリストアップしておく

売却の準備段階で、店舗内にある備品とリース品を一覧にまとめておきましょう。

リース品の所有権はリース会社にあるため、自分の判断で譲渡や処分はできません。

リース品だと気づかずに売却の対象に含めてしまうと、契約後にトラブルへ発展する恐れがあります。

対処法としては、残債を精算して買い取る方法や、買主にリース契約を引き継いでもらう方法などがあります。

ただし、引き継ぎにはリース会社の審査が必要で、必ず認められるとは限りません。

まずは契約書を確認し、残りの支払額や解約条件をリース会社に問い合わせておきましょう。


・買主は住宅ローンが組めない


店舗物件の購入では、住宅ローンが利用できません。

住宅ローンはあくまで居住用の建物を対象としたローンであり、事業用の店舗は対象外なのです。

そのため買主は、金利の高い事業用ローンや自己資金で購入資金を用意する必要があります。

住宅ローンに比べて審査も厳しく、融資までに時間がかかるケースも珍しくありません。

つまり、買主の資金調達に時間がかかり、売却完了までの期間が延びる恐れがあるため、スケジュールに余裕をもって売却活動を進めましょう。


・備品の不具合を把握しておく

エアコンの効きが悪い、給排水管に詰まりがあるなど、設備の不具合は売却前にすべて洗い出しておきましょう。

不具合を伝えずに引き渡すと、契約不適合責任を問われる可能性があります。

契約不適合責任とは、引き渡した物件が契約内容と異なる場合に売主が負う責任で、買主から損害賠償や代金の減額を請求されるだけでなく、契約自体を解除されるリスクもあります。

不具合がある場合は契約書に明記し、買主と事前に共有しておけば、引き渡し後のトラブルを防ぐことができるでしょう。



まとめ


この記事では、店舗を売却する流れと注意点について解説しました。

店舗の売却では、原状回復の費用を抑えられる居抜きでの売却がおすすめです。

売却は不動産会社への相談から始まり、現地調査・査定、販売活動、売買契約の締結、引き渡しの5ステップで進みます。

スムーズに売却を進める際は、備品とリース品の仕分けや設備の不具合の洗い出しなど、事前準備をしっかり済ませておきましょう。

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