キッチンの床下収納はあったほうがいいの?メリットや注意点も解説
キッチンの収納がもう少しあれば良いな、と感じることはありませんか?
調味料、漬物、自家製の梅酒やジュース、など、食器以外でもキッチンには物が増えやすく、収納場所に困ることも多いはずです。
今回は、キッチンの床下収納について、そのメリットや注意点をご紹介します。
キッチンの床下収納とは?
建築基準法によって、家の床の高さは、基礎の地面から45cm以上の高さにしなくてはなりません。
床下収納とは、この地面との空間を有効活用した収納スペースで、昔は冷暗で涼しい点を活かし、主にお酒やぬか漬け、保存食などが貯蔵されていました。
今では、それ以外にキッチンで収納場所がないものを保管し、キッチンをすっきり見せることもできて重宝がられています。
床下収納の種類には、床に蓋または扉があり、開けると固定されたスペースがあるものと、数個のボックスがスライドできるものがあります。
設置の費用相場はさまざまですが、安いもので、蓋のついた固定収納のタイプは、本体費用と工賃を合わせて10万円前後です。
スライド式は、材料費が高くなり費用も固定収納の倍ほどかかりますが、収納量があるため固定収納を2個設置するよりはお得です。
キッチンに床下収納を設置するメリットとは?
床下収納の大きなメリットは、収納場所が増える点です。
居住スペースの邪魔になることなく、目立たず収納でき、キッチンをすっきりさせ、動く際にも邪魔にならず効率も上がります。
また、床下収納を、床下点検口として利用することで、普段目に見えない床下の異常や状態の確認ができるのもメリットです。
逆にデメリットは、湿気が籠りやすく収納スペースにカビやにおいがつきやすい点です。
とくに湿気に注意したい方は、定期的に収納ボックスを掃除することをおすすめします。
キッチンの床下収納を利用する際の注意点とは?
まず、前述したように湿気が籠りやすいため、新聞紙などを入れたりするなど湿気対策を心がけましょう。
長期間使用しないものは、隙間からのホコリを被ってしまう場合もあるので、市販の蓋つき収納ボックスなどを利用して保管するのもよいでしょう。
その他の注意点として、重いものの収納は避けましょう。
重いものをしゃがんで取り出そうとして、腰を悪くするおそれもあります。
また、収納スペースの材質は、主にプラスチックでそれほど強度はありません。
床下収納に向くものは、使用頻度が低く、腐らずストックできるもので、逆に向かないのは、使用頻度が高く、賞味期限が短く、重いものです。
また、上から見て何がどこにあるかがすぐわかる収納をし、定期的に整理することも大切です。
まとめ
床下収納は、湿気対策や掃除で不快なトラブルも回避すれば、上手な整理と収納方法によって便利な収納場所となります。
床下収納は日ごろほとんど利用のない、保存食などの貯蔵場所に向いています。
床下収納を設置して防災にもしっかり備えられる、安心できる住まいは良いですよね。
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