賃貸物件の定期借家とは?メリットとデメリットをご紹介
賃貸物件には、定期借家という契約形態があります。
賃貸物件への入居や住み替えを考えており、物件を探していると目にしたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、定期借家とはなにか、メリットとデメリットについてご紹介します。
生活スタイルや要望によって、定期借家は一つの選択肢になるので、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件の定期借家とは?
定期借家とは、借りられる期間があらかじめ大家や管理会社によって決められている賃貸物件です。
1年未満の契約が有効とされない普通借家契約に対して、定期借家は1年未満の契約も認められています。
ただし、定められた契約期間を満了すれば、借主は必ず退去しなければなりません。
賃貸物件の定期借家のメリットとは?
定期借家のメリットには以下のようなものがあります。
メリット1:短い期間で退去できる
普通借家契約では、1年未満の契約ができないため、3か月や半年といった短期間で家を借りることができません。
何らかの理由で1年以内に賃貸物件から退去する予定がある場合も定期借家は利用しやすいでしょう。
メリット2:比較的賃料が安い
定期借家は、普通借家と比べても賃料が安いことが多いです。
立地や契約期間によって異なりますが、相場の2割~5割安く設定されています。
メリット3:居住環境が良い
賃貸借契約で取り決めたルールが守られていない入居者がいた場合でも、定期借家の場合は契約期間満了により契約が終了するため、比較的に居住環境は良い傾向にあります。
賃貸物件の定期借家のデメリットとは?
定期借家のデメリットには以下のようなものがあります。
デメリット1:原則再契約ができない
定期借家のデメリットは、必ず期間内に退去しなければいけないことです。
気に入った物件でも、再契約できないことがあるため注意が必要です。
デメリット2:契約手続きが煩雑
短期間に入居と退去をおこなうため、定期借家では頻繁な契約手続きが必要です。
理由があって定期借家を選ぶ方にとっては、そうした手間すらも想定内かもしれませんが、面倒な手続きが多いことはデメリットとなるでしょう。
まとめ
定期借家とは何か、メリットとデメリットをそれぞれご紹介しました。
原則、1年未満の契約となる定期借家は短い期間で退去できる、家賃が安くなるなどのメリットがあります。
しかし、再契約できないことがあるなどの注意点もあるため、慎重に検討しましょう。
私たち株式会社クラストホームは、京都市、向日市、長岡京市の売買物件を中心に取り扱っております。
子育て世代の家族を全力でサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓