60代で家を売却するメリットとは?売却を決めた理由と注意点
60代は子育てや仕事が一段落し、老後の生活について本格的に考え始める方が多い世代ではないでしょうか。
その際、今の家を売却してより良い住まいを探したいと考える方もいらっしゃるかと思いますが、高齢の方が家を売却する際はいくつか注意が必要です。
今回は不動産の売却を検討している方に向けて、60代で家を売る理由と、売却時の注意点をご紹介します。
60代で家を売却したいと考える理由とは
60代はちょうど子育てや仕事が一段落し、住まいに対する考え方が変わり始める世代ではないでしょうか。
とくに住宅ローンなどを組んで長年住み続けた家について、今後どうしたら良いかお悩みの方は多いです。
2016年に「老いの工学研究所」によって発表された「高齢期の住まいと住み替えに関する調査」によると、シニア層の半数近くの方が、『今の家を終の住処にするか悩んでいる・分からない・住み替えたい』と回答しています。
同アンケートでなぜ住み替えを検討しているか尋ねたところ、老後の生活のために売却を検討しているということが分かりました。
1位は「老後の面倒を見てくれる人がいないから」という理由で、ほかにも近いものとして「事故や病気など万が一の際に不安だから」といったような、孤独に対する恐怖心からくる理由が上位に来ています。
また、「夫婦2人では広すぎる」「広い庭の管理が辛い」といったような、ライフスタイルの変化による家への不満もあげられました。
また、駅から少し歩く住宅地の戸建てなどでは、坂や階段などの周辺環境に対して不便さを感じている面もあり、手狭でも駅に近い便利な場所に移りたいと考える方は少なくありません。
このように、高齢者はライフスタイルや体力の変化から今まで住んでいた家を不便に感じ、住み替えを検討している方が多数いらっしゃいます。
60代で家を売却する際の注意点
人生100年時代と呼ばれる現代では、60代からもまだまだ人生は続きます。
そのため、60代からの時間を楽しむには理想のマイホームを手に入れたいものですが、シニア層が家を住み替える際にはいくつかの注意点に気を付けましょう。
まず、今の家を売却する前に、次に住む家を必ず探しておきましょう。
住宅ローンに年齢制限がある金融機関も多く、賃貸物件も高齢者の審査は比較的とおりにくいです。
売却してから家を探すのではなく、次住む家を確保してから家を売却しましょう。
また、上手に売却するコツは、物件の相場感や買い替え特例を理解することです。
家を売却するのに、売主の年齢は関係ありません。
20代でも60代でも売却する家の価値が同じであれば、物件の所在地や売主の信頼度などにかかっています。
家の特徴や強み・弱みを理解し、ニーズに合った顧客を探しましょう。
まとめ
60代で家を売却したいと考えるのは珍しいことではなく、むしろライフスタイルの変化などによって検討されやすくなります。
老後の生活をより豊かにするためにも、適切な住み替え方法を理解し、快適な人生設計をおこないましょう。
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