京都市中京区にある京都文化博物館の概要と見どころを解説

京都市中京区には、京都の歴史と文化を紹介する総合的な文化施設「京都文化博物館」があります。
平成23年（2011年）のリニューアルで、より深く京都について学べる施設として生まれ変わり、話題を集めているスポットです。
今回は京都文化博物館について、概要と見どころをご紹介します。

京都市中京区にある京都文化博物館の概要

京都文化博物館は、平安建都1200年記念事業として昭和63年（1988年）に創立された、京都の歴史や文化を多彩なジャンルで紹介する博物館です。
平成23年（2011年）には、「ほんまもん」を体感できる博物館としてリニューアルされ、より魅力的な施設として生まれ変わりました。
館内の2階・3階の総合展示室では、京都に関する資料や映像展示などで歴史を紹介しているほか、企画展を通じて京都ゆかりの優品を展示しています。
また、京都府が所蔵する名作映画を上映する「フィルムシアター」や、多彩なジャンルの展覧会を開催する特別展示も人気です。
さらに重要文化財の赤レンガ造りの別館（旧日本銀行京都支店）や、京都の町家格子の町並みを再現した「ろうじ店舗」などもあり、見どころ満載となっています。
京都文化博物館の特徴は、過去の美術作品や近代美術作品にくわえ、フリーマーケットや演奏会も開催しているところです。
気軽に立ち寄れる博物館として、地域住民や観光客などでにぎわっています。

京都市中京区にある京都文化博物館の見どころ

京都文化博物館の見どころは、以下の3つです。

●総合展示を鑑賞する
●別館で音楽を楽しむ
●フィンレイソン展に行く

総合展示室は2階・3階に分かれており、2階では「京の歴史」「京のまつり」「京の至宝と文化」の3つのゾーンに分けて、京都ゆかりの名品を紹介しています。
規模の大きい企画は3階の展示室でおこなわれており、過去には戦時中に描いた絵画作品展や、現代京都の工芸美術作家による作品展などが開催されています。
重要文化財に指定されている別館では演奏会が開催されており、ジャンルはクラシックコンサートから話題のアーティストのライブまで多種多様です。
家族との思い出づくりや、大切な人との特別な日に行ってみると良いでしょう。
また、北欧フィンランドで1820年に創業したテキスタイルの会社「フィンレイソン」の展示に行くのもおすすめです。
フィンランドの家庭に愛用されてきた寝装具や、室内を彩る多彩なテキスタイルなどを見て楽しめる企画展です。
展示室では、時代ごとに変遷するデザインを展望でき、現在まで人気の各デザイナーのデザイン原画とテキスタイルを紹介しています。

●所在地：京都府京都市中京区東片町623ｰ1
●営業時間：10時～19時30分※特別展は10時～18時まで
●定休日：月曜日、年末年始
●アクセス方法：烏丸御池駅から徒歩3分
●駐車場：なし

まとめ

京都市中京区にある京都文化博物館は、京都の歴史と文化を名品や映像などを通じて学べるスポットです。
総合展示室や企画展にくわえ、ろうじ店舗や赤レンガ造りの別館など、見どころが満載です。
京都市周辺に住まいを検討している方は、ぜひ京都文化博物館に訪れてみてください。
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