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専有面積とは?延床面積との違いや含まれない範囲を紹介

不動産お役立ちコラム

林 真登

筆者 林 真登

不動産キャリア15年

不動産キャリア15年/宅地建物取引士
長岡・向日市~南区・西京区を中心に地域密着のご提案が得意です。
『子育て世代のお客様の役に立ちたい』その想いで一期一会を大切にし営業しております。
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マンションやアパートを探していると、必ず「専有面積」という言葉を目にします。

「延床面積と何が違うの?」「バルコニーやロフトは含まれるの?」と、物件情報を見るたびに疑問が湧く方もいるでしょう。

今回は、専有面積の基本的な意味や延床面積との違い、専有面積に含まれないスペースを紹介します。



専有面積とは?



専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅で、契約者だけが専用で使える室内の床面積を指します。

集合住宅にはエントランスや廊下など、ほかの居住者と共同で使う「共用部分」があり、専有面積はこの共用部分と明確に区別するために用いられます。

具体的には、リビングや寝室、キッチン、浴室、トイレなどの居住スペースが該当します。

さらに、備え付けのクローゼットや下駄箱といった収納も専有面積に含まれます。

物件の広さを比較するうえでの基本となるため、間取り図を見る際はまずこの数値を確認するとよいでしょう。



延床面積とどう違うのか?



延床面積との違いは、使われる建物の種類にあります。

専有面積がマンションのような集合住宅で用いられるのに対し、延床面積は主に一戸建ての広さを示す数値です。

これは、マンションが建物内を区切って複数の所有者で所有する一方、戸建ては建物全体を一つの所有者が所有するという構造の違いから使い分けられています。

専有面積は区分された一室の広さですが、延床面積は各階の床面積をすべて足し合わせた建物全体の広さを指します。

例えば1階60㎡、2階50㎡の戸建てなら延床面積は110㎡です。

物件の種類に応じて指標を正しく理解し、広さを比較しましょう。



専有面積に含まれないスペース



ここでは、専有面積に算入されない代表的なスペースを紹介します。


・玄関ポーチ

玄関ポーチは、専有面積に含まれません。

共用廊下から玄関ドアまでの、門扉で区切られたスペースが玄関ポーチにあたります。

ここは法律上、マンションの居住者全員が使う「共用部分」として扱われるため、専有面積には算入されないのです。

ただし、実際にはその部屋の居住者だけが使える「専用使用権」が認められている場合がほとんどです。

そのため、自転車やベビーカーを置くこともできますが、あくまで共用部分なので、避難の妨げにならないよう管理規約の範囲内で利用する必要があります。


・ベランダやバルコニー


ベランダやバルコニーも、専有面積には含まれません。

これらのスペースは、火災などの緊急時に隣の住戸への避難経路として使われるため、法律上「共用部分」と定められています。

普段は居住者専用で使えますが、避難の妨げになる大きな物置などを置くのは、管理規約で禁止されている場合が多いので注意しましょう。


・ロフト


ロフトは、一定の条件を満たす場合に専有面積に含まれません。

建築基準法では、ロフトは「小屋裏物置等」と定義され、居室とは見なされないからです。

主な条件は「天井高が1.4m以下」かつ「ロフトの面積が下の階の床面積の2分の1未満」であることです。

多くの物件では、この条件を満たすように設計されているため、同じ専有面積の物件なら、ロフトがある方が実質的に広く使えます。

物件情報に記載された面積以上の利用価値があるため、お得だといえるでしょう。


・床下収納


床下収納も、専有面積には含まれないスペースです。

ロフトと同様に、床下収納は建築基準法上、居室ではなく収納設備として扱われます。

そのため、専有面積の計算から除外されるのが一般的です。

主にキッチンや洗面所の床に設置されており、室内のスペースを圧迫せずに収納力を高められる点がメリットです。

物件情報を見る際、専有面積の数字だけでなく、こうした収納スペースの有無も確認すると、実際の暮らしやすさをより具体的にイメージできます。


まとめ


専有面積の知識があれば、誰でも物件情報を正しく読み解けるようになります。

専有面積はマンションやアパートの室内の広さを示し、戸建てで使われる延床面積とは違うことを理解しましょう。

気になる物件の間取り図で専有面積とそれ以外のスペースを確認して、自分に合った理想の住まいを見つけてみてください。

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