永住権なしでも住宅ローンは組めるのか?対策についてご説明
世界的に人気の観光地で、さらなる発展のために国際化を推進している京都府は、在留外国人の数も多く、5万2,442人もいらっしゃいます。(総務省「令和2年国勢調査」調べ)
在留外国人の方のなかには、日本で不動産を購入して長くお住みになりたい方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、永住権なしでも住宅ローンを組んで不動産の購入が可能なのかについて解説いたします。
永住権とは?ありとなしでは住宅ローンはどうなる?
永住権とはなにか?
永住権とは、外国人が在留期間を制限されずに日本で永住できる権利をいいます。
在留資格をもつ外国人が永住するために在留資格の変更を希望して、法務大臣からの許可がおりると永住権を持てるようになります。
外国人でも不動産の購入は可能なのか?
日本では、外国人でも不動産の購入ができ、所有権も認められています。
ただし不動産購入にあたっては資金が必要となります。
大半の方が住宅ローンを組んで、不動産購入資金を用意しています。
外国人が住宅ローンを組むためには、日本での永住権があるほうが有利です。
永住権なしのままでも住宅ローンは可能?
日本の不動産は永住権なしでも購入可能です。
住宅ローンを組むこともできますが、ローンの審査や条件は厳しく通過しにくくなっています。
なぜなら数千万円というお金を借りて何十年にわたって返済するため、定住性のない外国人が帰国してしまうと、ローンの回収が難しくなってしまうからです。
上記のような理由があるために、住宅ローンを組める金融機関の数は永住権のあるなしで大きな影響がでます。
永住権なしのままで住宅ローン通過のための対策は2つ
永住権なしで住宅ローンをとおすためには、2つの対策が考えられます。
対策①保証人をたてる
日本人または永住権を獲得している配偶者に連帯保証人を依頼しましょう。
配偶者が連帯保証人になれば、永住権なしでも住宅ローンを利用できる金融機関があります。
対策②頭金を準備する
日本人と同様に、多めに頭金を用意すると住宅ローンの審査に受かりやすいといわれます。
永住権がない外国人の場合には、とくに厳しい審査基準が課せられるため、頭金を多く用意できることで収入が安定していると金融機関にアピールができます。
また頭金を多く用意できれば、住宅ローンの金額も少なくなるため返済期限を短くでき、結果として総返済額を抑えられます。
住宅ローン審査の内容はいかのとおり
●頭金などの自己資金を準備
●在留期間が一定期間経過した
●一定以上の勤続年数があり、安定した収入が望まれること
●指定された借り入れ時の年齢と完済時の年齢期限内で返済ができる
●健康である(団体信用保険加入にするため)
具体的な条件は金融機関によって違ってきます。
条件を満たしていれば永住権がなくても住宅ローンの審査が受けられます。
まとめ
永住権なしのままでの住宅ローンについて解説をしました。
永住権を持っている方が住宅ローンの審査はとおりやすくなります。
永住権なしで日本で住宅の購入を検討している方は、できるだけ審査にとおりやすい金融機関を選ぶようにしましょう。
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