家の売却方法!任意売却とは?
不動産を購入するときには、無理のない返済計画を立てます。
しかし、人生において予想しないこと、たとえばリストラや病気を患うなど、想定外の事態が起こる可能性があります。
そこで、住宅ローン残債や支払いが遅れている、滞っている方でも売却できる方法の任意売却をご紹介!
任意売却とは、半年以上ローン返済が滞り、借り入れ銀行や自治体から依頼を受けている債権回収会社や保証会社に債権が移ったときに家を売る方法をいいます。
家を売る方法と任意売却のメリットとデメリットとは?
不動産を売る方法として3つあります。
●任意売却
●借り入れをした債権者により裁判所に申し立て、強制的に売られる競売
●滞納した税金として、国が財産を差し押さえ、入札などで売る公売
このように滞納する種類によって不動産の売却方法は異なります。
また、競売や公売は相場より安くなることからおすすめできません。
強制的に売られない前に対処しましょう。
メリットとデメリットとは?
メリットは、3つあります。
●不動産を売る一般的な方法で売却できる
●税金や手数料などを売却価格から出せる
●ローン残債を分割で支払える
通常、不動産を売ったお金だけで残債完済ができない場合、一括で返済しなければなりません。
ただし売ったお金と残債の相殺ができない場合、月々に分けて無理のない返済が可能です。
デメリットは、4つあります。
●信用情報が傷つく
●売れたお金が手元に残らない。
●長く売れない場合は、競売になるケースがある
●悪徳仲介会社にあたるケースがある
地域に強い仲介会社を選びましょう
任意売却する実際の流れとは?
流れは6つです。
●1、仲介会社選び、相談!
●2、ローン残高証明を取る
●3、仲介会社と面談、物件査定!
●4、査定結果の案内、正式依頼する
●5、仲介会社の担当により、債権者への説明や説得!
●6、買い手が見つかり合意後、購入申込書と売買代金配分表を借り入れしている金融機関や自治体に出します。
債権者より同意を得られたら売却できる状態になるので、売却契約を買い手と結び、収入印紙を貼ります。
その際、価格や引渡し日など打ち合わせをしましょう。
代金は、決済後、1か月から1か月半で入ります。
また、仲介手数料が発生します。
仲介手数料 = 成約金額 × 3% + 6万円 + 消費税
このように求められます。
ほかにも抵当権の抹消登記費用が発生します。
家を任意売却する際の注意点
前述で売却の流れをお伝えしたように通常と違い、やらなければならない作業が多くあります。
しかし、それ以外にも連帯保証人がいるケースや債権者が1社でないケースなどは家を売るまでに時間を要する場合もあります。
そのため、調整にかかる時間や買い手、債権者との交渉を乗り切る必要があります。
ここで注意点として、仲介会社選びが挙げられます。
複雑な交渉や不動産を売れるように勧めてくれる仲介会社のなかには、任意売却の専門会社が存在します。
パートナー選びはもっとも重要です。
信頼できる会社なのか、1社ではなく2~3社比較すると良いでしょう。
まとめ
毎月の住宅ローン支払いが苦しい方たや滞ってしまった方が家を売却する方法として任意売却とはどのようなものなのか、競売や公売との違いとはどんな点なのかわかったかと思われます。
メリットとデメリット、注意点を踏まえ、家の売却を考えている方、任意売却すべきか検討している物件所有者は記事を参考にしてみてください。
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