長岡京市にある長法寺の魅力とは？特徴や楽しめる植物もご紹介！

京都盆地の南西部に位置する長岡京市は、交通の利便性が良く、緑も多いことで知られる都市です。
そんな長岡京市にお住まいを検討されているなら、景色の美しさでも定評のある長法寺をぜひチェックしてみてください。
今回は、長法寺の特徴や境内で見られる植物などをご紹介します。

長岡京市にある長法寺をご紹介①特徴　　

長法寺は910年に千観上人によって建立された、市内で唯一の天台宗のお寺です。
千観上人が諸国の巡歴の途中でこの地に滞在していたとき、夢に観世音菩薩が現れて「この地に留まって寺を建てよ」とのお告げがあったことが、その歴史の始まりといわれています。
かつては七つの伽藍や十二堂の建物などがあり、かなり広大なお寺でしたが、応仁の乱で焼失したとのことです。
平安時代後期の作品である国宝の「絹本着色釈迦金棺出現図」を近年まで所有していましたが、現在は京都国立博物館に寄託しています。
境内の見どころといえば岩穴から清涼水が湧き出る「溺泉（おぼろのいずみ）」が有名ですが、この泉は昔から枯れたことがないと言われていることから、お寺の山号を「清巖山」と名付けられました。

●所在地：京都府長岡京市 長法寺谷田16
●営業時間：9:00～17:00
●定休日：なし
●アクセス方法：阪急「長岡天神駅」より 徒歩約30分、阪急バス光明寺循環「長法寺」停留所より徒歩約5分
●駐車場：あり

長岡京市にある長法寺をご紹介②植物　見どころ

長法寺は自然に囲まれたお寺として知られており、春のヤマブキや冬の寒椿など、境内では四季折々の植物が楽しめます。
とくに、秋には境内いっぱいに錦秋の景色が広がり、隠れた紅葉の名所として多くの参拝客が散策に訪れているということです。
平成25年に境内が整備されてからは、こうした植物の美しさをより楽しめるようになりました。
また、長岡市では緑化推進の一環として「コスモスの咲く景観づくり」を進めるため、農家に種を配布しています。
長法寺の道路沿いにも広大なコスモス畑が広がっており、長法寺を訪れた参拝客はもちろん、市民や観光客もその美しさに見入っている姿が特徴的です。
コスモスは10月末ごろまで楽しめるため、時期を見計らって足を運んではいかがでしょうか。

まとめ

長岡京市にある長法寺は、美しい自然に囲まれたお寺として注目を集めています。
ヤマブキや寒椿・コスモスなど、季節ごとに四季折々の植物や景色を楽しめるため、お近くまで行かれた際にはぜひ足を運んでみてください。
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