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京都市東山区にある地主神社の由緒と特徴を解説

京都市東山区にある地主神社の由緒と特徴を解説

京都市東山区は神社や寺院が多く、パワースポットを求めて参拝する方が多いエリアです。
数ある神社のなかで良縁めぐりができる「地主神社」は、仕事や恋愛などの良縁を願う参拝客でとくに賑わっています。
今回は京都市周辺に住むなら一度は訪れたい地主神社について、由緒と特徴をご紹介します。

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京都市東山区にある地主神社の由緒

地主神社の創建は神代(日本が建国される前)までさかのぼります。
あまりの古さにこれまでは歴史が不明とされてきましたが、近年の研究によって、本殿前の「恋占いの石」が縄文時代の遺物であることが判明しています。
縄文時代から伝わる地主神社にご縁の深い貴重な石として知られるようになり、恋占いの石で願掛けをする方が増え、長い列を作ることもあるほどです。
また、地主神社の鎮座する付近は、古くから蓬莱山と呼ばれ、不老長寿の霊山として信仰を集めてきました。
京都盆地が湖となっていた数万年前から、蓬莱山は陸地であり、信仰の場であったと伝わっています。
地主神社は歴代天皇の行幸が伝えられており、なかでも嵯峨天皇は境内に咲き誇る桜の美しさに魅了され、二度、三度と車を引き返して眺めていたことで有名です。
このエピソードから、「御車返しの桜」と呼ばれるようになりました。
ほかにも天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が花見の宴を催したり、歌舞伎の創始者である出雲阿国が歌舞伎を奉納したりなど、歴史で有名な人物が訪れています。

京都市東山区にある地主神社の特徴

地主神社の特徴の一つは、本殿と拝殿の天井の造りが珍しいことです。
本殿は格天井か折上格天井なのが一般的ですが、地主神社は外陣、内陣の両方が山形天井になっています。
本殿内外の極彩色や金箔を施した色鮮やかな装飾金具や、金襴巻文様が柱によって異なる点も注目したいポイントです。
拝殿の天井は平板を並べて張った鏡天井で、そこに狩野元信の筆による丸竜が描かれており、本殿と同じく珍しい造りになっています。
この丸竜はどの角度から眺めてもにらんでいるように見えるため、「八方にらみの竜」とも呼ばれ、清水七不思議の一つとして有名です。
もう一つの特徴は、境内の中で良縁めぐりができることです。
本殿に向かって左に置かれているドラを三度軽く打つと、その響きが神様に伝わり、良縁がいただけると言われています。
なお、ドラの響きが長ければ長いほど、神様へ届きやすいと伝えられています。
さらに神官が代わりに神様へ祈願してくれる「縁結び特別祈願」も毎日おこなわれており、より強力なパワーをもらいたい方におすすめです。
水をかけて祈願するとご利益がいただける、と言われている水かけ地蔵で願い事をするのも良いでしょう。

●所在地:京都府京都市東山区清水一丁目317
●参拝時間:9時~17時
●定休日:なし
●アクセス方法:京阪清水五条駅から徒歩30分
●駐車場:なし

京都市東山区にある地主神社の特徴

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まとめ

地主神社は日本が建国される前から存在し、歴代天皇や数多くの歴史の人物が訪れる由緒のある神社として知られています。
京都市周辺に住まいを探している方は、新しい土地での家族・友情・仕事などの良縁祈願も兼ねて訪れてみると良いでしょう。
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