不動産の売却を検討していても、どのように最初の一歩を踏み出して良いかわからない方も多いのではないでしょうか。
とくに、親から相続した不動産を売却する場合は、相続に関する税金などで悩みを抱えるケースもあります。
そこで今回は、売却前の相談をおこなう場所や不動産売却の流れと相談費用について解説します。
相続した不動産について売却前の相談はどこにするか
不動産の相続時に公平な分割が困難で、トラブルに発展するおそれがある場合は、弁護士へ相談しましょう。
名義変更などの手続き面の相談は、司法書士になります。
また、相続後に不動産を売却するならば、不動産会社へ相談するのがおすすめです。
不動産会社では、家の価値を調べる査定・仲介での売却活動・売買契約の手続きといった手厚いサポートを受けられます。
さらに相続後、支払うべき税金について不安がある方は、税理士や税務署などに相談し、早めの解決を目指してください。
売却の翌年におこなう確定申告でわからないことがある場合は、毎年2月頃に開催される自治体の無料相談会へ足を運ぶと良いでしょう。
不動産売却における全体の流れ
相続した不動産を売却する場合は、売却前に遺言書の確認や相続人全員による遺産分割協議をおこなう必要があります。
相続の手続きには期限があるため、トラブルに発展しそうな場合は、弁護士や司法書士といった法律のプロにご相談ください。
遺言書の確認や遺産分割協議が終わったら、その結果に基づいて不動産の名義変更をおこないます。
次に、不動産会社の査定を受け、売却価格の相場をチェックします。
納得できる査定結果が出たら不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を始めましょう。
売却活動としては、広告などで買主を募集して希望者に対し内見もおこないます。
条件に合う買主が見つかったら売買契約を結び、最終的に代金の清算と不動産の引き渡しをおこなって、取り引きは完了です。
不動産売却の相談に必要な費用
不動産会社に相談する場合、媒介契約を結んで売買契約が成立した場合にのみ、仲介手数料を支払います。
本格的な売却活動を開始する前の査定や相談までであれば、費用はかからないケースがほとんどでしょう。
また、売却前の相続について簡単な質問や相談をしたい場合には、自治体が設置している無料相談窓口も利用できます。
さらに、無料相談では断られるような複雑な相談については、弁護士や司法書士などに相談するのがおすすめです。
弁護士は1時間あたり1万円程度、司法書士は1時間あたり5,000円程度が相談費用の相場となります。
ただし、相続に関する名義変更や、遺産分割協議書の作成といった作業を依頼する場合は、別途費用がかかる点に注意しましょう。
まとめ
不動産売却前には、内容によって弁護士・司法書士・不動産会社などで相談をしましょう。
売却の流れとしては、遺言書の確認や遺産分割協議が終わってから不動産会社の査定を受けて、売却活動を開始することになります。
相談に必要な費用は無料のものと有料のものがありますので、相談内容によって選んでみてください。
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